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修理
2024年11月22日
#27 雨漏り修理。谷板金入れ替えとセメント瓦葺き直しを行いました
谷板金を入れ替え、ルーフィングを貼って瓦を葺き戻して完了
賃貸住宅のオーナー様から、雨漏り修理のご依頼を受けて伺いました。点検の結果、近くの大木の落ち葉などのごみが谷部分にたまっていたことや、谷板金自体が劣化していたことが原因で谷付近から雨漏りしていたことがわかりました。
また、谷の周辺を見てみると、瓦の下のルーフィング(防水紙)が経年劣化でボロボロになっていました。ルーフィングの下の野地板と、瓦自体はそれほど傷んではいなかったので、再利用して葺き直すことにしました。
古いルーフィングを取り除いて、野地板の上に新しくルーフィングを貼り直しました。
そして、1枚1枚きれいに汚れを落とした瓦を、葺き直しました。
谷部分は、詰まっていたごみを取り除き、新しくガルバリウム鋼板の谷板金を取り付けました。既存の谷板金よりも錆びにくく、耐久性が高い素材です。
谷部分の瓦は、取り除けるときに位置がわからなくならないように、印を付けて保管していました。板金を取り付けた跡、瓦をもとの位置に葺き戻しました。
本来は、セメント瓦をすべて撤去し、防災瓦などに葺き替えることがおススメです。防災瓦は災害に強く、塗り替えの必要もないのでメンテナンスが楽です。
今回は、瓦があまり傷んでなくて再利用ができる状態だったこともあり、ご予算、建物の状態など考慮して、セメント瓦の葺き直しをお選びいただきました。
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